家族に残す「心」 【江戸川 葛飾 相続・遺言書】

  

私の父が亡くなってからもう15年以上になるのでしょうか・・・。

急な脳梗塞による死でしたから、当時勤務していたフィリピンから急遽帰国して

病院に駆けつけた時にはもう意識はありませんでした。

父自身も全く自分の死を想定していませんでしたから

亡くなった時は家族全員にものすごい空虚感がありました。

つい最近も、ある方の死に向き合わなくてはいけないことがありました。

やはりメッセージはありませんでした。急死だからしかがたありません。

しかしご家族はどう思ったのでしょうか?寂しかったでしょうね。

私の祖父は亡くなる前に公正証書で遺言をしていきました。

ですが、心の表現は書いてなかったらしく、祖父がどんな気持ちだったか・・・

私たちには伝わっていません。

法律面で漏れのないように、ミスのないようには最低限のことです。

それに加えて

ぜひ遺言書に付記(付言事項)として自分の気持ちを表現しておいてほしいなぁと思います。

それ意外にもエンディング・ノートなど、心を残せるアイテムも今の時代は

とてもいろいろなものが用意されています。

法律だけでは寂しいですもんね。

財産の分け方だけでなくて

ぜひ相続を考える機会に、家族に残す心も考えておきたいですね。