死亡届を出したら次に何をしたらいいでしょうか? 【江戸川区 葛飾区 相続・遺言書作成】

お答えします

問い

死亡届などの公的機関への届出を終え、一段落つきました。
落ち着いたら次に何をどうしたらいいのでしょうか。

答え

財産の名義変更の段階にすすみます。

まず、遺言書が残されているかの確認です。

ご家族の一人が遺言書を預かっていたり、遺言書のある場所を教えられていた場合はそこをあたってみましょう。

そうでない場合はめぼしい場所を探してみます。金庫、貸金庫などがあればそちらをあたりますが相続人としての立場を照明する戸籍謄本などの書類が求められることになります。

遺言書の捜索が終わったとします。
残されていた場合と残されていなかった場合で対応が違います。
そして残されていた場合でも、残されていた遺言書の種類で対応が違ってきます。

●残されていた場合
遺言書には大きくわけて2種類あります。
?自分の手で書いた遺言書(自筆証書遺言)
?公証役場で作った遺言書(公正証書遺言)
残された遺言書がどちらであるかによって、するべき手続が違ってきます。

?の公正証書遺言ですと残された方の手続は楽なのですが、?のご自分で書かれた自筆証書遺言の場合は少し面倒な手続が必要になります。

●残されていなかった場合
財産分けや預貯金を下ろす場合などには相続人全員の戸籍や遺産分割協議書を作ることなどが必要になります。

つづきます。