相続の相談をしているとこんなお話をよく聞きます。
『家族でそろそろ遺言書を準備してほしいと高齢の父に頼むと「遺言書?俺はまだまだ生きる!もっと後でいいよ」と、切れられてしまう』
そんな時私は私の父のことを思い出します。
私の父は56歳という若さで急死しました。
家族の誰もが予想していませんでした。
祖父や祖母も当時は元気で、誰しもが父の死は「想定外」だったのです。
父本人もそうだったでしょう。
何も準備がされていませんでしたが、まとめ役となる母がおりましたので幸い相続の手続は無事に済んだのでよかったのですが・・・
「いつ死にそうか」ではなく、
もし今自分が死んだら家族にどんなことが起こるのか?
家族になにをしておくべきだろうか?
が大切なのではないでしょうか。
高齢になるにつれ、正確な判断ができなくなってしまう可能性もあります。
痴呆が入ってしまうと、有効な遺言書を作成することができなくなる可能性が限りなく高まります。
「元気だからこそ」相続の準備が大切なのです。
思い立ったが吉日。準備を始めてみませんか?
※畑秀樹行政書士事務所では江戸川区 葛飾区 の方の相続・遺言書作成のご相談をお受けしています。